「解きたい!」と思える問題に出会うこと

はっきりとした目標がある生徒さんは、意欲的に勉強へと取り組みます。

志望校が定まり、「絶対にそこにいきたい!」と自分で決めた子は、その決意が学習への姿勢に表れます。

ただ、志望校という目標には、受験が近づいてこないとなかなか目が向きづらいかと思います。

 

学習に対して、あまり積極的ではなく、こちらから声をかけたり励ましたりと、働きかけをしないと、なかなか勉強に取り組まない生徒さんがいました。

それが、ある問題に対して、「あ、そういうことか! 悔しい!」と、解けなかったことに対して悔しさを覚え、その問題は自分が分かるまで一生懸命解いていました。

 

この、「目の前にある問題が解けるようになりたい」という目標がたつことは、学習意欲を高めるための第一歩です。

そのためにも、「簡単すぎず、難しすぎない、がんばれば解けそう」というような、今の生徒さんに合った問題を提供できるよう、配慮したいです。

 

そこから、「次のテストでは、○○点をとる」「この学校に合格する」といった、長期的な計画が必要な目標を、自分自身で決められるよう、サポートしていきたいです。